ユング心理学ノート(11) コンプレックス |
(11)コンプレックス
コンプレックスは「心的諸事実の複合」である。
ユング『分析心理学』
自我を心的諸事実の複合(コンプレックス)と呼ぶことが可能です。(P25)
このコンプレックスは磁石のように、大きな誘引力を持っており、われわれの全く知らない無意識という暗闇の領域から種々の内容を引き寄せ、また、外界からの種々の印象をも引き寄せます。これらのものが、自我と関係をもち意識となります。もし、そうでなければ意識とはなりません。(P25)
自我は一種のコンプレックスであると考えています。(P25)
【コンプレックス】